映画やドラマのロケ地としても有名な広島県の「鞆の浦(とものうら)」。
瀬戸内の静かな海と、昔ながらの町並みが残るこの港町は、時間がゆっくり流れる不思議な魅力があります。
この記事では、一人旅でも楽しめる鞆の浦モデルコースを、体験談を交えながら紹介します。
鞆の浦へのアクセスと散策のコツ
福山駅からバスで約30分。
運賃は片道580円で、日中は1時間に3本ほど運行しています。
アクセスしやすく、日帰りでも訪れやすい距離感です。
昔ながらの港町である「鞆の浦」は、映画『崖の上のポニョ』の舞台のモデル地とも言われる場所。
どこか懐かしい風景が広がり、歴史的な建物やカフェが点在しています。
到着したら、まずは鞆の浦観光情報センターで地図を入手。
小さな町なので、ルートをざっくり把握してから歩き始めると安心です。
当初はバイクで回る予定でしたが、街はこぢんまりとしていて細い路地も多いため、今回は徒歩での散策に変更しました。
結果的に、歩いた方が景色をゆっくり楽しめて正解でした。
なお、バイクで訪れる場合は、観光センター近くのファミリーマート前に駐輪場があります。
一見自転車専用に見えますが、バイクも駐輪OK(観光センター確認済み)。
ここに停めて、徒歩でゆっくり巡りましょう。

常夜燈へ

常夜燈は、鞆の浦を象徴する存在。
海沿いに佇む石造りの灯籠は、江戸時代から港を行き交う船を静かに見守ってきました。

常夜燈の横の石段に腰かけて、海を眺めながらぼーっと過ごすのもおすすめ。
私が訪れたのは、平日の朝9時半ごろ。
まだお店も開いていない時間帯だったこともあり、ほとんど人がおらず、景色を独り占め出来て写真をゆっくり撮ることができました。
視界を遮るものがほとんどない場所なので、きっと夕日の時間は間違いなく美しいはず。
保命酒巡り
保命酒とは
広島県福山市の鞆の浦(とものうら)で江戸時代(1659年)から造られている、13〜16種類のハーブ(生薬)をみりんに漬け込んだ伝統的な和製リキュール(健康酒)です。甘口で飲みやすく、冷え性や疲労回復への効果が期待され、「瀬戸内の養命酒」とも呼ばれています。※医薬品ではありません。


町にはいくつかの保命酒の蔵元や販売店があり、飲み比べができます。
バス旅の方や、車の助手席の方は是非にお気に入りを見つけてください。
私はバイク旅だったため試飲は断念。
代わりにいただいたのが鞆の浦サイダー。

原材料には、アルコールを飛ばした保命酒が使われていて、運転手でも安心して飲めます。
サイダーの爽やかさの奥に、ほのかにハッカを感じる不思議で新鮮な味わいでした。
お酒が飲める人も、飲めない人も、それぞれの楽しみ方ができます。
沼名前神社(ぬなくまじんじゃ)参拝
平日の午前中に訪れたこともあり、境内はほぼ貸切状態。
静かな空気の中、ゆっくりと参拝することができました。

今回ここを訪れた目的があります。

このお守りは授からずにはいられない。
旅先のお守りは、その土地とのご縁の証のようなものです。
ポニョに会う
鞆の浦といえば、ポニョ!
映画『崖の上のポニョ』の舞台のモデル地とも言われていて、ポニョ目当てで訪れる方もきっと多いはず。

せっかく鞆の浦に来たなら、ポニョに会いに行ってみては?
ポニョに出会える場所はこちら↓

仙酔島へプチ船旅
時間に余裕があれば、港から船で約5分の仙酔島へ足をのばしてみるのもおすすめです。

券売機は現金以外の決済にも対応していました。

ターミナルにはロッカーもあるので、荷物が多い場合でも安心です。

まとめ

人混みを避けて平日に訪れましたが、定休日のお店がいくつかあったため、行きたいお店があれば事前に確認しておくのがおすすめです。
町のお店は10時〜11時頃に開店するところが多い印象。
朝早すぎる時間帯は少し手持ち無沙汰になるかもしれません。
人が少ない分、写真は撮りやすいですが……。
また、観光スポット自体はコンパクトにまとまっているため、ゆったり過ごす旅向きです。
ランチやカフェには困りませんが、大人数を収容するような大きな飲食店は少なめ。
こぢんまりとしたお店で静かに過ごす時間が心地よい町です。
観光名所をいくつも巡るより、予定を詰め込みすぎず、海を眺めたり、坂道を歩いたり。
そんな旅が好きな方には、鞆の浦はぴったり。
坂本龍馬ゆかりの地としても知られているので、歴史好きの方にもおすすめです。

次の週末は、鞆の浦で“のんびり旅” をしませんか?
