この記事では、出発前の準備から現地での管理方法まで、実体験をもとに具体的に紹介していきます。
ヨーロッパ、女性一人旅で「お金の管理」が重要な理由
ヨーロッパへの女性一人旅では、お金の管理がとても重要になります。
理由はシンプルで、日本とは環境が大きく違うからです。
まず、スリや置き引きのリスク。
ヨーロッパは比較的治安が良い国も多いですが、観光地ではスリ被害が日常的に発生しています。
そして女性一人旅の場合、「もし財布をなくしたらどうしよう」という不安は旅の楽しさを奪いがち。
少しでも不安を減らして、旅へ出発しましょう。
出発前のお金の準備
ヨーロッパ女性一人旅では、現地に着いてから慌てないための事前準備がとても重要です。
お金の管理は「分散」と「予備」がキーワード。
現金について
ヨーロッパはキャッシュレスが進んでいるとはいえ、現金が必要な場面もあります。
現金はいくら持っていく?
目安としては、50〜80ユーロ程度
減ったら追加して常に50ユーロは持っている状態でいました。
高額な現金を持ち歩くのはリスクが高いため、必要最低限+現地引き出しが安心。
アイスクリーム屋さんでカード決済の機械が故障していて、現金が役立ったことがありました。
小さめのホテルではデポジットで現金が必要でした。
キャッシュレスの国でもこういう場面に遭遇することもあるので最低限の現金はやはり必要です。
ユーロ圏/非ユーロ圏の違い
ヨーロッパは国によって通貨が異なります。
- フランス・イタリア・ドイツ → ユーロ
- スイス → スイスフラン
- チェコ → チェココルナ
- イギリス → ポンド
チェコを訪れたとき、ユーロしか持っていない為、現金が必要ならATMで引き出す考えでカード決済できる店をできるだけ選んで旅行していました。
市街地だったこともあり、現金が必要な場面も特になく、問題なく過ごせました。
複数国を周遊する場合は、通貨ごとに少額ずつ用意しておくか、必要になったら現地ATM利用をするのが便利です。
クレジットカードについて
ヨーロッパ旅行では、クレジットカードは必須アイテム。
1枚だけでは不十分、最低2枚です。
VISA+Mastercardなどブランドを分散する
お店によっては特定ブランドが使えないこともあります。
そのため、
- VISA+Mastercard
- VISA+American Express
など、持っている方は国際ブランドを分けて2枚以上持つのがおすすめです。
ただし、VISA+JCBはヨーロッパにおいては不安です。
普段JCBをメインカードとして使っている方も多いと思いますが、ヨーロッパでは対応していないお店も多くVISAがおすすめ。
さらに、メインカードとサブカードは別々の場所に保管。
万が一財布を失くしても、もう1枚あれば旅は続けられます。
買い物したいお店がMastercardのみ対応の場合もあるかと思います。全てのお店を網羅するためにはブランドを分散させる方がいいですが、私はVISAで困ることはなかったです。
私は普段のメインカードがJCBなので3枚持って行きました。
私はVISAとJCBを利用しているで、VISA+VISA+JCBです。
実際レストランやカフェでJCBを使える場面は少なく、VISAメインでした。予約サイトでホテル代を支払う時はJCBが使えることがありました。
実際、VISA+VISAでも問題なかったです。
私はVISAをiPhoneに登録しApple payで支払いました。
日本ではタッチ決済に対応していない端末が存在し、カード本体を端末に差し込む必要があることがありますが、ヨーロッパ旅行中でカード本体を出した場面は、ATMで現金で引き出す時だけでした。
カードが使える=タッチ決済が出来る
だったので、カード本体を出す必要が全くなかったです。
ヨーロッパ旅行を考えている方、スマホにクレジットカードを登録することを強くおすすめします。
毎回財布からカードを出すのは危ないですし、何よりスマホのタッチ決済はスマートです。
本当にスマホのタッチ決済が便利で、登録してから出発して本当によかったです。
私は首からスマホをぶら下げたスマホでタッチ決済していました。
首ではなくても、バッグと繋ぐことをおすすめしたいです。
海外旅行保険付きカードを選ぶ
旅行代金を支払うと保険がカバーされるカードや、ただ持っていくだけで大丈夫なカード、さまざまな条件があります。
保証されていると思ったら保証対象外だったという話も聞くので、必ず持っていくカードの保険の内容の確認が必要です。
今回は長期の旅行だったので、別で海外旅行保険に入りましたが、短期の旅行の場合は大いに活用しています。
現地で実践!安全なお金の持ち方
ヨーロッパ女性一人旅では、「いくら持つか」よりも「どう持つか」が非常に重要です。
スリは“狙われやすい人”を見ています。少しの工夫でリスクは大きく減らせます。
スリの餌食のならないような対策が必要です。
分散(メイン財布+サブ財布)
財布は必ず分けましょう。
✔ メイン財布
常に持ち歩く用。
✔ サブ財布(緊急用)
2枚目のクレジットカードと少しの現金、パスポートのコピー
ホテルのセキュリティボックスへ。
「全部まとめて1つの財布」は危険な持ち方です。
財布とバッグを繋ぐ
これは正直ダサいですが、我慢です。
財布を引っ張られても気づきますし、自ら落とす心配もなくなります。
一人旅なのでし過ぎるくらい防犯して安心を手に入れましょう。
ウエストポーチ(インナータイプ)
実際にウエストポーチは常に装着していて
中にパスポート、クレジットカード(1枚目)、保険証券のコピーを入れていました。
スマホにクレジットカードを登録していたので本体はウエストポーチの中に入れていました。
たまたま冬だったこともあり、装着することで暖かかさが増してよかったです。
とにかく見せないことが大事
日本だと店を出ながら財布にお金をしまう人を見かけますがヨーロッパでは心配です。
必ずレジ前で行ってください。
支払いはサクッと済ませて財布やスマホはすぐにしまいましょう。
見せる時間をいかに少なくするかが大事です。
海外ATM利用時の注意点
現地ATMはとても便利ですが、注意点もあります。
手数料を確認する
- 日本の銀行手数料
- 現地ATM利用手数料
両方がかかることがあります。
事前に、自分の銀行の海外引き出し手数料を確認しておきましょう。
Dynamic Currency Conversion(DCC)に注意
ATMやカード決済時に
「円で支払いますか?現地通貨で支払いますか?」
と表示されることがあります。
これは**Dynamic Currency Conversion(DCC)**という仕組みで、
円建てを選ぶとレートが割高になる場合がほとんど。
基本は現地通貨建てを選ぶのがおすすめです。
背後に気をつける
ヨーロッパのATMは基本剥き出しです。
道沿いに設置されているので、背後に通行人がいます。
できるだけ銀行を探し、銀行内のATMを使うことをおすすめします。
急ぎの場合は外のATMを使うしかないですが、その場合は必ず背後を確認しながら、慎重に操作する必要があります。
1日の予算管理方法(実体験ベース)
ヨーロッパ一人旅では「1日いくら使うのか」をざっくり決めておくだけで安心感が違います。
私の場合、45日の長期旅行だったので1日の目安は50〜80ユーロ前後で設定していました。(宿泊代を除く)
(※都市や旅行スタイルによって変わります)
🥐 食費:30〜60ユーロ
- 朝食(カフェ)…10ユーロ
- ランチ …10〜20ユーロ
- ディナー …15〜30ユーロ
外食中心かスーパー利用かで大きく変わります。
節約日はテイクアウトやスーパーで調整。
私はお腹が空いたら食べる生活スタイルなので1日2食の日も多々ありました。
自分の好きなタイミングで食事できるのは一人旅のいいところですね。
🚇 交通費:5〜15ユーロ
- 市内交通(バス・メトロ)
- 1日乗車券
徒歩中心ならほぼかかりません。目新しい綺麗な街並みなので、よく歩いていました。
観光の日を決めて1日乗車券を購入し一気にいろんな観光地を周ることも多かったです。
🎟 観光費:10〜30ユーロ
- 美術館
- 展望台
無料スポットも多いので、事前に調べてバランスを取ります。
美術館は曜日や時間によって無料で入場できることがあるので事前調査は大事です。
☕ カフェ・おやつ:5〜15ユーロ
ヨーロッパのカフェ時間は必須。
カフェのケーキでお腹が満腹になり、ご飯の代わりになってしまうこともあります。
予算は決めるけど、あくまで目安(長期旅行者向け)
私は45日間の長期旅行だったのであらかじめ目安を決めて節約する日もありメリハリをつけて過ごしていました。
短期旅行の方は気にせず楽しむことを優先してくださいね。
多少の予算は決めた方がいいですが、絶対におさめないとと思うと苦しいし、楽しむ気持ちが半減します。
仕事でヨーロッパの出張がある人でない限り、頻繁に訪れる場所ではありません。
遠いです、フライトも長いです。
次いつ行けるかわからないので、気にしすぎないように。
日本に帰ってまた仕事を頑張りましょう。
私も初めの方は大体の計算をしていましたが、途中からは楽しむことを優先し、細かくは気にしていませんでした。
まとめ
ヨーロッパ女性一人旅では、観光プランと同じくらい「お金の管理」が大切です。
でも、それは難しいことではありません。
- 現金は必要最低限+分散管理
- クレジットカードは2枚以上+分散管理
- 「いくら持つか」よりも「どう持つか」が大事
この基本を押さえておくだけで、安心感は大きく変わります。
準備と知識があれば、女性一人旅は怖いものではありません。
安心できるお金の管理術を身につけて、ヨーロッパの街を、思いきり楽しんでください。
