広島県の港町「尾道」は、海・坂道・猫の風景が魅力の港町。
映画や文学の舞台にもなったこの小さな町は、どこを切り取っても絵になる風景が広がっています。
実際に歩いたルートをもとに、午前から午後にかけて気軽に回れるモデルコースとしてまとめました。
午前|ロープウェイで山頂の絶景へ、そして千光寺


尾道観光のスタートは、まず千光寺ロープウェイから。
千光寺を左手に見ながら、そのまま山頂へ向かいます。
料金は片道券:500円/往復券:700円(※2025年10月時点)。
千光寺は、ロープウェイ山頂駅から徒歩約10分ほど下った場所にあります。
ここで少し迷いやすいポイント。
復路もロープウェイを使おうとすると、いったん下った道を再び登る必要があります。
そのため、多くの観光客は「片道券で山頂へ → 千光寺に立ち寄る → 徒歩でのんびり下山」というルートを選んでいる印象でした。

一方で、「坂道は歩きたくない」「体力に自信がない」「とにかく景色だけを楽しみたい」という方は、往復券の購入がおすすめ。
午前|猫の細道をのんびり散策しながら下山
千光寺を参拝したあとは、ロープウェイを使わず徒歩でゆっくり下山するのがおすすめ。その途中に現れるのが、尾道観光の定番スポット 猫の細道 です。

細い路地を進んでいくと、壁のすき間や石段の脇から、猫のオブジェやイラストがひょっこり。
写真を撮ったり、立ち止まったりしながら進んでも、焦る必要はありません。周りの皆さんもゆっくり進んでいます。
ランチ|尾道名物・尾道ラーメンを食べる
尾道観光のランチタイムに欠かせないのが、名物の尾道ラーメン。
実は尾道市内だけでも50店舗以上あると言われていて、初めて訪れると、どこに入ろうかと迷ってしまいます。
今回は決めきれず、尾道在住の宿の店主さんおすすめのお店「丸ぼし」へ。

スープに背脂が浮かび、こってり系に見えますが、あっさりした醤油ベース。
店内は女性のお客さんも多く、女性一人でも入りやすい雰囲気でした。
午後|尾道本通り商店街をぶらり散策
ランチのあとは、尾道本通り商店街へ。
尾道駅から続くこの商店街はアーケード付きなので、雨の日でも安心して散策できます。
帆布アイテムを扱うお店や、昔ながらの雑貨屋などが並び、ただ歩いているだけでも楽しい通りです。
気になるお店を見つけたら、予定に縛られずふらりと立ち寄るのがおすすめ。
カメラを片手に寄り道しながら進む時間こそ、尾道らしい旅の楽しみ方だと感じました。
午後|カフェ&甘いもの休憩
尾道チーズケーキ専門店やまねこ
私はお店の定番、濃厚チーズケーキをいただきました。
小麦は使用せず米粉を使用したチーズケーキ。
店内は可愛らしく落ち着いた雰囲気で、癒しのカフェ空間。
テイクアウトでソフトクリームを購入しているお客さんも多く、食べ歩きにも人気のお店です。
尾道散策の合間に、甘いもので一息つきたいときにぴったりの一軒です。



からさわ
どこか懐かしさを感じる、昔ながらのアイスクリーム屋さんです。


昨今の物価高の中の180円というお手頃価格の「もなかアイス」。
素朴でやさしい懐かしい味。
「1つでお腹いっぱいかな」と思って1つ注文しましたが、「2ついけたな…」と後悔。
店内で飲食できますが、天気の良い日はテイクアウトしてすぐ近くの海沿いで食べるのもおすすめ。
番外編|立ち寄りたい尾道スポット
尾道 共楽園(静かに過ごしたい人向け)
尾道散策の途中で立ち寄ったのが、共楽園。

ガイドブックではあまり大きく紹介されていませんが、おすすめの公園です。
ベンチが何個かあり、海を一望できる景色を眺めながら、ただ座って過ごす時間を満喫。
歩き疲れた体を休めるのに、ちょうどいい場所でした。
時間帯によっては日差しが強く感じることもあるので、夏場は帽子や日傘があると安心です。
そして、この公園のもうひとつの魅力が…猫。
足元に来て、静かな時間に癒しを添えてくれました。

JA直営店 ええじゃん尾道(ご当地スイーツを狙う人向け)
「JA直営店 ええじゃん尾道」を訪れた一番の目的は、因島のはっさく屋の「はっさく大福」。
以前、広島で初めて食べた「はっさく大福」が忘れられず、もう一度食べたい思いがあり、今回の旅の目的でもありました。
因島の本店では、はっさく大福以外にも季節のフルーツ大福が並ぶそうですが、ええじゃん尾道で販売されているのは、「はっさく大福」のみ。
お店は9時オープン。
思いが強かったので9時ちょうどに行ってみたものの、まだ入荷時間前でした。
聞くと、だいたい10時半ごろに店頭に並ぶことが多いとのこと。
予約が可能だったので、翌日に寄って帰ろうと受け取る予約をして、この日は宿へ戻ることに。
平日の12時前に再訪すると、売り場はこんな感じでした。

土日や午後遅めの時間帯だと、売り切れている可能性が高そうです。
確実に食べたい方は、予約がおすすめ!
店内には他に新鮮な地元野菜や手作り惣菜、地元パン屋さんのパン、尾道土産などが並び、見るだけでも楽しい直売所でした。
車やバイクで尾道を訪れる予定のある方は、ぜひ立ち寄ってほしいお店です。
まとめ
尾道は、観光地でありながら、ゆったりとした空気が流れています。
歩いて回れるコンパクトな町で、自分のペースで気ままに動けてストレスがありません。
カフェで読書をしたり、坂道で息を切らしたり、猫を追いかけたり―― そんな自由気ままな休日を尾道で過ごしませんか?
